「快適な住まいをつくろう‼」
◆家のなかの化学物質をへらそう◆
最近の住宅の建材や家具などには、多くの揮発性の化学物質が使われています。
その結果、私たちの生活は便利なものになりましたが、
一方でそれらの化学物質の室内空気汚染による健康被害の発生が問題となっています。
そこで現在、人のけんこうを害する恐れのある、各種化学物質の室内濃度指針値などの検討が、
厚生労働省により進められています。
化学物質は「なるべく使わない」「発散させる」
●建材や塗料はなるべく化学物質の少ないものを使う
住まいの建材には、建築士やメーカーに確認して、
なるべく揮発性の化学物質の少ないものを使いましょう。
●新築後すぐには入居せず、時間をおく。
塗料や接着剤などに使われている化学物質は、工事中や工事直後がもっとも発散しやすくなっています。
日本接着剤工業会では、
工事中や工事後の換気をじゅうぶんにしても、入居までは少なくとも14日以上あけるよう提案しています。
●入居前に部屋を暖め、化学物質を発散させる。
揮発性の化学物質の多くは、比較的低い温度で気体になり、室内の空気にまざります。
そこで、入居する前に部屋をしめきり、
暖房などで室内の温度を高めて化学物資の拡散を促進させる方法(ベイクアウト)があります。
●床下の換気ができるよう、換気口をつくる。
床下の湿気や、シロアリの駆除剤の化学物質が、部屋のなかにはいってきてしまうことがあります。
換気口をつくって、湿気などがこもらないようにしましょう。
●入居後しばらくは換気をこころがける。
接着剤などに使われている化学物質は、長い時間、じわじわと部屋の空気のなかにしみだしてきます。
入居後しばらくは、こまめに換気をするよう心がけましょう。
★【深呼吸する家】の標準装備は、
・壁・天井がすべてしっくい!!しっくいは調湿効果と脱臭効果に優れています。
・床は「無垢」フローリング!!無垢とは一枚ものの板で、接着剤で貼りあわせた合板ではありません。
・室内・床下は熱交換型の24時間換気システムを搭載!!
24時間室内汚染物質の除去、室外からのホコリや花粉、PM2.5などの汚染物質を
99%除去し新鮮な空気だけを室内に取り入れています。
続く
(前回のブログはコチラから⇒ https://www.aki-jyu.com/blog/コラム/1656/ )